福利厚生のサービスの代表には、昼食が安く食べられる食堂が挙げられますが、実は他にも沢山の種類が多岐にわたって存在しています。健康診断や人間ドックといった医療に関する安全、安心も福利厚生サービスの一種ですし、精神面のカウンセラーを配置している企業も存在します。一方では自転車通勤に手当を支給したり、健康維持を促進する為に、ジムを安く提供しているところもあります。住宅関連でも福利厚生のサービスはあって、借り上げた社宅を提供したり、寮を完備している企業も珍しくないです。
住宅ローンを補助したり、社宅や寮がなくても賃貸の家賃を補助するなど、どの企業もあの手この手で従業員の引き止めに力を入れています。福利厚生のサービスには、結婚時の祝い金や従業員の家族の弔慰金、配偶者の出産に関する祝い金や子供の入学金なども挙げられます。遺族年金も福利厚生の一環ですし、従業員本人に対する直接的なサービスだけでなく、育児や介護といった家族を含めて提供するものもあります。休暇もそうですし休暇中のスポーツ、運動や社員旅行も企業の従業員に対する提供ですから、改めて考えてみると実に幅広く企業が力を入れていることが分かります。
年金制度や貯蓄制度、預金制度というような財産形成もその1つですし、いわゆる持株会もそうです。人気が高いのはやはり直接的に恩恵が受けられて実感できる、食堂の提供や食事の補助に住宅手当などで、生活に直結する内容ばかりとなっています。